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2011.02.10 のニュース

灯油 今後は値下がり局面 ガソリン高でマージン確保 ―原油高で元売は仕切値上げを見込む―  

原油価格が値上がり、ガソリン、灯油などの値上げも浸透して一段落したところだが、今後は灯油が値下がり局面となるため、代ってガソリン、中間留分などの値上げに取組むことになる。先物、業転は灯油が65円/L、ガソリンは60円と独歩安となっている。 現在は「ガソリン安の灯油高」という価格体系だが、灯油はシーズン終了が近づくと下落するため、ガソリン高に是正することになる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

原油CIF 1月中旬4万7752円 上旬比145円の値上がり  

財務省発表の「貿易統計」から石油連盟がまとめた「原油CIF旬間速報」によると、1月中旬の価格は4万7752円/KLとなり、上旬より145円の値上がりとなった。  上旬・中旬の平均は4万7708円で、12月平均の45164円に比べ2544円の値上がりとなり、5月下旬以来の高値となっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

石油にのみ不条理な仕組み  

電力は原子力を主軸に、「自然エネルギー」というフィルターを被され風力とともに一般世帯からも太陽光などを買い取る。しかも48円で仕入れて30円以下で売るという採算割れの図式で。東京電力の場合は48円で仕入れて22~27円前後で売るという構図になる。これではビジネスとして成立不可能であるから、全契約者に対して約0.3円の太陽光サーチャージの意味合いの「料金上乗せ」を行ってしのぐ。

(提供元:ぜんせき)

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