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2011.03.17 のニュース

未曾有の事態の中での課題  

 東北、北関東全域、特に太平洋岸を破壊し尽くした震災の情報が刻一刻入る。石油タンクが押し流される、押し寄せる波の先に営業するSS・・・。港湾の油槽所にも、街中のSSにも、社員・スタッフがいたであろうことは想像に難くない。  一夜明けた被災地では、救援活動が始まり、救難ヘリを飛ばし続け、道を回復する重機を動かし続け、被災者を救う緊急車両が走り回る。数百万人の被災者が、暖を取るための灯油を求め、唯一の移動手段のためにガソリンを求める長蛇の列。確かに石油の姿はそこにあった。

(提供元:ぜんせき)

WTI横ばい101.19ドル 中東産大幅続落106ドル台  

14日のWTI4月限は横ばいで101.19ドル/バーレルとなった。前日に比べわずか0.03ドルの小幅な値上がりとなり、ほぼ横ばいといえる状況で推移している。  一方、中東産原油の5月限は、大幅な続落で106ドル台となった。ブレントの4月限は前日比値下がりで113ドル台となっている。  WTIは、日本で発生した大地震の影響による電カ不足の対応策として、日本国内の工場が相次いで生産を休止、エネルギー需要減退に対する懸念から、原油相場は朝方から軟調にスタートした。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン需給はタイト 先物、業転が値上がり ―元売も計画出荷で対応―  

 原油価格(WTI)は101ドル/バーレルと小幅な下落をみせているが、国内の先物、業転市況は需給がタイトになるとみて反発している。原油価格は今回の大地震により、日本の経済活動が低迷して、石油需要が減少するとみて小幅な値下がりをみせている。中東産も110ドルであったものが106ドルに下落している。しかし、国内は地震によって供給不足が心配されるのと元売も計画出荷で対応して仮需要増を抑える動きをみせている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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