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2011.03.23 のニュース

仕切価格は据え置きで対応 ―未端市況の混乱回避を狙う―  

 東日本大地震の影響で国内市況も混迷が予想されるが天坊出光会長は「市場連動制の仕切価格の改定はやめることはしないが、仕切価格は据え置きとする」と述べた。原油価格、業転市況は流動的であり、末端市況も混迷が予想されるため、緊急時とみて、仕切価格を前週の据え置きを決めたもの。末端市況の安定化をねらったもの。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI再び101ドル台 中東産も反発で106ドル台  

17日のWTI4月限は大幅な値上がりで再び101ドル/バーレル台となった。前日に比べ3.44ドルの続伸で101.42ドルとなっている。先物は5月限が102ドル台、6月限は103ドル台と先高になっている。  一方、中東産原油の5月限は1ドル以上の値上がりで106ドル台となり、前々日15日の水準に逆戻りしたが、こちらは小幅な先安となっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

製油所再開で供給確保 緊急時脱し需給は安定 ◇安心感が出て落ち着く◇  

 今回の大地震で操業を停止している製油所も徐々に再開されており、石油製品の供給は確保されてくる。天坊石連会長は「今週中には平常に戻る見込みである」と語っており、緊急事態はまもなく回避される見通しとなった。操業を停止していた製油所、油槽所が操業再開となれば、供給面で事態がこれ以上悪くなることはなく、需給は安定する。そのため、SSでのガソリン不足などの混乱も解消されるものとみられる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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