2011.03.30 のニュース
25日のWTI5月限は、小幅な反落も105ドル/バーレル台にとどまった。前日比0.20ドル値下がりして105.40ドルとなったが、6月限は106ドル台の先高となっている。 一方、中東産原油の5月限はほぼ横ばいで109ドル台にとどまった。先物も109ドル台であるが、小幅な先安となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
3月11日の東日本大地震の影響で福島原発(909万KW)事故による放射能漏れ、石油業界では6製油所の操業が停止するなど、電力、石油の供給確保策が社会問題となった。とくに原発の事故は、復旧の目途が立たず、社会不安が深刻となり、経済への影響が心配されている。原発の安全神話が完全に崩れることになり、エネルギー政策の抜本的な見直しが求められる状況となってきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン150~152円相場 供給確保され落ち着く ~安値物は底上げへ~
ガソリンの供給不足は解消され、市況も150円/L相場が形成されてきた。首都圏の街道沿いでは15O~2円となり、SSは26~27日でほぼ営業を再開した。地震直後は供給不足となったため、1回の給油は20Lまでと数量を制限して販売するか、1回で2~3000円という金額で販売した。そのためユーザーがSSに殺到して混乱したが、ようやく落ち着きをみせている。
(提供元:日刊石油タイムズ)