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2011.05.09 のニュース

経産省 石油統計速報 ―22年度分― ガソリン販売1.3%増 燃料油合計は0.5%の増加  

経済産業省が発表した22年度分の「石油統計速報」によると、燃料油の国内販売は合計が1億9597万KLで、前年度に比べ0.5%の微増となった。  油種別にみると、ガソリンは5820万KLで1.3%増、灯油が2034万KLで1.4%増、ナフサは4667万KLで1.4%減、ジェット燃料油が515万KLで2.4%減、軽油は3287万KLで1.5%増、A重油が1541万KLで3.9%減、B・C重油は733万KLで5.5%増となった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン連休商戦 供給増 末端市況は下落気味 ~街道沿い150円割れ増加~  

ガソリンは、連休商戦に入ったが、末端市況は下落傾向をみせている。首都圏の街道沿いでは、ボトム価格を151円/L以上を狙ったが150円割れが増えてきた。大震災後の供給不足で、ユーザーが買いだめに走り、その反動もあって、販売減となり、供給増となっている。4月のガソリン販売は10%程度の減少となっており、一方では製油所がフル生産で対応しているため、供給増となっている。各社は供給増を解消するため減産、製品輸出を再開することで、需給バランスを図っているが、その調整には時間もかかりそうである。

(提供元:日刊石油タイムズ)

実勢と虚勢の「卸」真偽  

原油は世界3大指標ともに2年7ヵ月ぶりの高値にあり、近況は一段高。為替はやや円高ドル安にあるとはいえ、円建てでも高値持続という表現になる。原油相場から下げシグナルは見えてこない。  国内製品卸市場では、先週末に現物は1~2円の上昇が起こり、2008年10月中旬以来の高値を記録した。先物の最期近6月限も2日には25日の5月限納会値を3.1円上回り、なお上昇基調にある。製品輸入相場は国内よりも、なお4円ほど上方にあり、大幅な国内安・アジア高が出現している。ガソリン卸相場のどこを見ても、やはり下げシグナルは見えてこない。

(提供元:ぜんせき)

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