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2011.06.08 のニュース

ガソリンHCの安値販売が問題 ―業転と仕切の価格差拡大に反発―  

HCのガソリン安値販売が目立ち、再び販売業者サイドでも問題となってきた。全石連関東支部でも議論となっているが、その背景には業転市況と系列仕切価格との間に大幅な価格差が生じてきたと指摘されているためで、販売業者から反発が強まっている。  HCの安値攻勢が是正されないと販売業者の業績は悪化する一方であり、元売のマージンも減少することになるため、元売の販売姿勢が問われている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

元売サイド ガソリン市中買いへ 需給バランスの適正化を図る  

ガソリンは減販が続き、供給増となっており、需給のバランスを保つため、元売サイドは市中買いを行うことになった。東日本大震災で減販となり、供給増から業転市況が低迷しており、系列価格との間に大幅な価格差が生じているため、販売業者から、業転安に対して反発が出てきている。  供給増に対しては、製品の輸出で対応しているが、ガソリンの場合は、相手国との品質規格が異なっており、ガソリン基材の輸出となるため、数量は少ない。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン市況立直し 安値を130円台に乗せる ~元売も需給調整に取組む~  

ガソリンの仕切価格は4日から50銭~80銭/Lの値上げとなり、販売業者はユーザー転嫁に取り組むことになる。首都圏では安値の130円台を一掃して140円台乗せを狙うことになる。ただ、値上げ幅が約50銭という小幅であるため、今までの下げ過ぎ分をも値上げすることになるが、販売業者の足並みが揃うかどうかは微妙な状況である。HC、量販店は133円、街道沿いのSSは140円を割って138~9円相場となっており、135円も多い。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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