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2011.06.10 のニュース

販売減続くも唯一の増販はC重油 ―製品輸出を狙うが難しい需給調整―  

石油製品の販売数量は減少が続いているが、今後は一層加速する見通しとなってきた。東日本大震災を機に、日本経済は大きく後退するとの見方から石油製品の販売数量は大幅に減少すると予想されている。一方、電力C重油は増販となるため、石油製品の需給調整が焦点となる。ピーク時の発電の最後の砦が石油火力となるため、石油業界としても供給責任が求められる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

元売 市中買いで需給調整 バージ高のローリー安 ~業転市況の値上がり狙う~  

ガソリンの業転市況は、バージ(海上)が約123円/L、ローリー(陸上)が122円/Lで推移しており、バージ高のローリー安となっている。元売が市中買いに出ているためである。大量の買いはバージによって行われることになりローリー渡しに比べると割高となっているもの。本来は大口のバージが安く小口のローリーが高いが、元売の積極的な買いが入るとバージが高値となり逆転する。市中買いは製油所の定期修理とも絡むが需給調整により業転市況の値上がりを狙っている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI反発も99ドル台 中東産も値上がり108ドル台  

 7日のWTI7月限は、前日より0.08ドル/バーレルの小幅な値上がりで99.09ドルとなり、前日のほぼ横ばいとなった。  一方、中東産原油の8月限も1ドル以内の小幅な値上がりとなったが、108ドル後半にとどまった。そのため、WTIとの価格差は約9ドル差で、5月初旬の15ドル差より小幅縮小している。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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