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2011.06.24 のニュース

WTIは指標として通用せず ―中東やブレントと大幅な価格差―  

 原油価格はWTIでみると93ドル/バーレルと100ドルを割って急落している。5月の平均は101ドルであったのに比べると8ドルの下落となる。WTIが世界の先物市況の指標として役割を果たしてきたが、最近はアメリカの国内の石油需給、景気動向を反映した指標となり、世界では通用しなくなってきた。現に、ブレントは112ドル、中東産は107ドルで推移しており、100ドル台の高値である。以前はWTIが高値であったが、安値となり逆転している。そのためブレントがWTIに代わって指標として採用されている。WTIは、相場づくりで先行するが、あくまでも目安という見方となっている。 

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI続伸93.40ドル 中東産も上げで107ドル台  

 21日のWTI7月限は、前日より0.14ドル/バーレルの小幅な値上がりで93.40ドルとなった。17日の1.94ドル大幅値下がりで93ドル割れ寸前まで下落していたが、その後は反発に転じ、2日連続で小幅ながら続伸した。  中東産原油の8月限も続伸した。1ドル以内の値上がりで106ドル台前半から連続値 上がりとなったものの、5月25日以来の安値となっている。ブレントの7月限も1ドル以内の小幅な値下がりで112ドル台を推移している。

(提供元:日刊石油タイムズ)

調査価格 ガソリン147円80銭 前週に比べ40銭の値上がり ~仕切値上げを反映~  

石油情報センターの週動向調査(20日時点)によると、ガソリンは147円80銭/Lで、前週の147円40銭に比べると40銭値上がりとなった。軽油は128円80銭/Lで、前週の128円70銭に比べると10銭の値上がりとなった。灯油(SS店頭)は93円70銭/Lで、前週の93円70銭の横ばいとなった。仕切価格は4日、11日から連続して値上げとなったが、末端市況は小幅値上がりとなった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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