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2011.06.30 のニュース

1位ガソリン、2位灯油  

 SS店頭の小売価格調査を眺める仕事を長く続けていると、その推移と背景が透けて見える。湾岸戦争とともに月決め仕切り体系が導入された20年前は、ガソリン独歩高であった。特石法の廃止でそれが崩れた15年前には、前提としてSS関連3油種は税別ではフラットな価格体系となった。それ以降の今日に至る過程でセルフが解禁され、非価格・高収益商品だったハイオクは、SS収益としての値打ちが下がり続け、収益としてはほぼレギュラー並みで、レシオは下がり続けている。数量は少ないが、ガソリンよりも軽油や灯油の粗利が大きいSSは数多い2011年。

(提供元:ぜんせき)

WTI反落90.61ドル 中東産は続落で101ドル台  

 27日のWTI8月限は、前日より0.55/バーレルの小幅な値下がりで90.61ドルとなり、4ヵ月ぶりの安値となった。上げ下げを繰り返しながら、12営業日で11ドルも下落した。  中東産原油の8月限は、1ドル以上の大幅な値下がりで101ドル台となり、WTIとの価格差は、約10ドル差まで縮小している。

(提供元:日刊石油タイムズ)

原油下落で先物、業転も連動 ガソリン転嫁の最中で微妙 ~仕切価格は据え置き~  

IEAの石油備蓄放出を機に、原油価格は下落しており、東工取の先物市場はガソリンが65円/L、業転市況は71円程度に下落してきた。WTIは90ドル/バーレル(5月平均101ドル台)、中東産が100ドル程度(108ドル)へと値下がりしてきた。そのため、25日からのガソリン仕切価格改定は横ばいとなっており、一服状況となってきた。6月に入って、仕切価格は連続して値上がりとなっていた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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