2011.11.21 のニュース
我々はいま、本格的なガソリン内需減退の時代を迎えている。 ガソリン内需は、2004年度にピークの6150万KLを記録し、その前後2年間を含めた5ヵ年間は6千万KLを超えていた。当時の暫定税率期限切れ・復活劇が生じた08年度に、高値=消費節約が発生、我々は最初の内需減を体感した。ここに1千円高速政策と猛暑という自然の力が働き、09-10年度の2ヵ年は市場収縮が収まり、一息をついた。
(提供元:ぜんせき)
WTI復調100ドル超え 大幅続伸102.59ドル 6月依頼の高値
16日のWTI12月限は前日の99.37ドル/バーレルより大幅続伸し、3.22ドル値上がりの102.59ドルとなり、6月9日の101.93ドル以来、5ヵ月ぶりの高値となった。 中東産の1月限は前日と比べて横ばいとなり、111ドル台前半を維持した。 WTTと中東産との1月限の価格差は8ドル台後半となり、前日より縮小した。
(提供元:日刊石油タイムズ)
エネルギー基本計画の見直しが、総合資源エネルギー調査会で審議されている。エネルギーのベストミツクスの中で、電源構成に占める原発のシェアを議諭する。「反原発」と「原発推進」という相反する意見がでる中、対立するのではなく、国民的な議論を展開することになっている。 原発推進派も、2030年に原発シェアを50%に引き上げる現在の計画は不可能としており、現実的には20%程度とする案が多いようである。現在も原発が定期点検に入り、これが地元の反対で再稼働ができないことになると、来年の夏には電力不足で停電になることを政府も認め危機感を持っている。
(提供元:日刊石油タイムズ)