2011.12.16 のニュース
総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会は12日に開かれ、「エネルギー基本計画」の策定に向けた論点整理の改訂版を審議した。これまで「エネルギーベストミックス」という表現を用いたが、「ベストミックス」は、政策を強く誘導するとの見方から『ベスト』を削除して、「エネルギーミックス」を採用した。前文では、「新たなエネルギーミックスとその実現のための方策を含む新しい計画の議論に10月から着手した」となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
13日のWTI1月限は前日の97.77ドル/バーレルより大幅反発し、2.37ドル値上がりの100.14ドルとなり、再度100ドルラインに乗せてきた。 中東産2月限は前日より小幅値下がりして、106ドル台半ばに収まった。 WTIと中東産との2月限の価格差は6ドル台となり、前日より縮小した。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン在庫(4~10日)は、209万KLで前週と比べると1万KLの増加となっているが、前年に比べると8万KLの減少となっている。生産は1074KLで、前週に比べて24万KLの増加、出荷は約105万KLとなっている。ガソリン在庫の210万KLは、需要期であるため適正水準にある。 灯油在庫は、355KLで前週と比べると3万KLの増加となり、前年に比べても80万KLの増加となっており、高い在庫水準にある。
(提供元:日刊石油タイムズ)
先行実施対策を推進へ ―製品備蓄、天然ガス、地熱開発に取り組むー
有識者で審議している「資源・燃料の安定供給確保のための先行実施対策」は、近く決定する。東日本大震災における被災地の復興対策、その後の石油、LPG、ガスなどの安定供給策の議論をまとめ。予算要求、新政策に反映させることになる。すでに補正予算、来年度予算要求には織り込み済みであるが、予算確保の目標達成、拡充を狙うものである。 先行実施対策の叩き台は、経産省事務局が提示しており、関係業界の意見を聞きながら、有識者会議の意見を取り入れて方針を決めるもので、経産大臣の了解を得ることになっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)