日刊ニュース

過去のニュース一覧へ

2011.12.27 のニュース

石油税増税は1年先送りで実施 ―ユーザー転嫁は小幅で難航が必至―  

 政府は、来年度の税制改正大綱で温暖化対策のための特例として石油石炭税の増税を決めた。本来ならば今年の10月から実施される予定であったが、国会では審議未了で見送りとなっていたもので、来年10月から1年遅れて実施となる予定である。  課税額は原油・石油製品の輸入価格に10月から250円/KL(25銭/L)の増税、平成26年4月から500円、28年4月から760円の各増税となり足掛け5年間をかけて3段階に分けて累計で1510円(1円51銭/L)の増税となる。税収規模は年間で約2400億円となる。現行は2040円が課税されており4800億円の税収規模であるため合計では7200億円の規模となる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI続伸98.67ドル 中東産2月限105ドル台  

 WTIは21日より2月限に入る。前日の97.22ドル/バーレルより続伸し、1.43ドル値上がりの98.67ドルとなり、19日の週初めより上昇傾向をみせている。  中東産の2月限は前日より3ドル近く値上がりして、105ドル台後半に乗せてきた。  WTIと中東産との2月限の価格差は7ドル台となり、前日より拡大した。  ブレントの1月限は前日より1ドル弱値上がりし、108ドル台後半に乗せてきた。  3月限のWTIが98.85ドル、中東産が104ドル台前半、ブレントが106ドル台後半となっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

エネ研予測 下期 燃料油販売は3.1%増 電力用C重油が175%増で  

 日本エネルギー経済研究所は、燃料油販売量の見通しを策定した。2011年は通期で0.1%減となり、前年に比べてほぼ横ばいと見込んでいる。上期の燃料油販売は3・7%減となったが、下期は電力用C重油が石油火力の稼働増によって大幅増となり、3.1%増とプラスを見込んでいる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ユーザーID:
パスワード:
ログインする
e-BISTRADE