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2012.01.12 のニュース

税の二重取りを正す政治を  

 消費税は、法律上において、「製造業者や商人が担税指定者となるが、実際には課税分が最終消費者に転嫁されることを前提として、物品・サービスなどの「消費」行為そのものを客体として課税するものである」と規定されている。  「当分の間の税率特例」による揮発油税(リットル48.6円)と地方揮発油税(5.2円)の総称である「ガソリン税」(53.8円)は、1989年の消費税導入に際して、酒税やたばこ消費税などが調整併課されたり、物品税などが廃止されたりする中で、道路特定財源という目的税という論拠で3%の消費税が単純併課される憂き目に会った。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI続落101.56ドル 中東産3月限110ドル台  

 6日のWTI2月限は前日の101.81ドル/バーレルより続落し、0.25ドル値下がりの101.56ドルとなり相場は下落となったが、仕事始めの3日より101ドル以上を堅持した。  中東産3月限は前日より1ドル弱値下がりして、110ドル台前後に収まった。  WTIと中東産との3月限の価格差は8ドル台となり、前日より小幅縮小した。  ブレントの2月限は前日より1ドル以上値下がりして、112ドル台前半に収まった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

原油価格値上がり基調 ガソリン値上げに取り組む ―1~3月 各社は減産対応―  

 原油価格は値上がり傾向をみせている。石油製品市況も安定しているが、ガソリンの末端市況は下落気味である。ガソリン在庫も低水準で推移しているため、市況は大きく崩れることはないが、これから市況対策に取り組む。  石油製品の販売は、電力用C重油が増販となっているが、他の油種は軒並み減販となる。そのため需給バランスの崩れが懸念されている。この状況に、元売各社は、引き続き減産で対応する。1~3月は前年比で4%程度の減産で臨むことになる。この予測より販売が減少すると、需給バランスを崩すことになるが、その場合は、さらに減産するか、または輸出で対応することになる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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