2012.01.16 のニュース
1989年4月に税率3%で導入された消費税は、97年4月から5%に引き上げられて今日に至る。 導入初年度のガソリン税への消費税タックス・オン・タックス総額は680億円だった。08年4月に丸1ヵ月間、旧・暫定税率が剥がれて、瞬間的に実質減税期間が出現し、これに伴って、ガソリン税にタックス・オン・タックスされている消費税も少なくなかった が、それ以降、今日まで年1500億円前後が、いずれも一般財源である「石油消費税(ガソリン税)に一般消費税を乗じる」という不可思議な徴税当局の理論武装によって、SSを介してドライバーに負担を強いる結果となっている。
(提供元:ぜんせき)
11日のWTI2月限は前日の102.24ドル/バーレルより反落し、1.37ドル値下がりの100.87ドルとなり、5日の値下がりに次ぐ大きな下落となった。 中東産3月限は前日より小幅値上がりして、111ドル台前半に乗せてきた。 WTIと中東産との3月限の価格差は10ドル台となり、前日より拡大した。 ブレントの2月限は前日より1ドル弱値下がりして、112ドル台後半に収まった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
SSの現象は加速を予測 ガソリン販売減が定着で ―震災後では状況変化―
SSは年間2000ヵ所の減少となっており、ピーク時の6万カ所から3万9000ヵ所(昨年3月)まで減少しており、数年後には半分の3万カ所になると予測されている。 これまであと数年辛抱すれば、SSの健全経営が可能になるとの期待感があったが、震災を機に石油販売業界にも翳りが出てきたとの悲観的見方がある。 老朽化した地下タンクの増強が2010年6月の消防法改正によって義務付けられ、改修の猶予期間は2013年2月までとなっている。これに関して、資源エネルギー庁による助成策もあるが、判断に迫られる業者も多く曲がり角に来ている。それでも増強することでSS経営を続ける業者もあるが、震災後のガソリン販売減少などから、先行きの見通しが困難になってきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)