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2012.01.17 のニュース

イラン見据えたSS経営  

 ごく短期ではイランを起点とするホルムズ海峡問題が、年を通してはシュールガスが、それぞれ今年の中枢に座るエネルギーの話題だ。前者は、すでに年末年始の原油相場をじりじり高める影響が出始めているし、近く、着火する可能性すらある。  いつでも潤沢に供給され、在庫切れを心配する必要はゼ口、という平時とは異なる体験を、我々は3・11直後に経験したばかりだ。被災を免れたSS視点でも、未曾有の大震災が残した深い傷の意味が理解できたから、供給元である元売に罵声を浴びせることなく、在庫切れが迫っても、SSはひたすら待った。ガソリンや灯油を求める長い車列の起点となっている店頭に、ローリーが到着した際の安堵は、まだ忘れられない。

(提供元:ぜんせき)

WTI続落100ドル割れ 中東産3月限111ドル台  

 12日のWTI2月限は前日の100.87ドル/バーレルより続落し、1.77ドル値下がりの99.10ドルとなり、年頭の100ドル台基調から下落した。  中東産3月限は前日より小幅値上がりして、111ドル台前半に乗せてきた。  WTIと中東産との3月限の価格差は11ドル台となり、前日より拡大した。  ブレントの2月限は前日より1ドル以上値上がりして、113ドル台後半に収まった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン市況は当分維持 販売減で立直しは先送り ―今後の原油動向を注目―  

 当分の間、ガソリン市況は現状維持となりそうである。  昨年12月末には下落したため、1月に入りガソリン価格の値上げを目論んでいたが、販売減となっていることから、値上げが難しい状況となってきた。  石油情報センターの週動向調査(10日)では、全国平均が143円/Lの横ばいで推移しており、首都圏の東京が146円、神奈川が141円、埼玉、千葉が140円となっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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