2012.01.20 のニュース
パイプライン整備に取り組む ―コスト負担、政策誘導策を検討へー
天然ガスシフト時代の到来で広域パイプラインの敷設、枯渇ガス田を活用した大規模地下貯蔵施設の整備を推進するための審議が開始された。現在、審議中のエネルギー基本計画の見直しが、総合エネルギー調査基本問題委員会で議論されているが、総合エネルギー調査会の下に「天然ガスシフト基盤整備専門委員会」を設置して検討を17日から開始した。初日は枝野経済産業大臣が出席「天然ガスシフトは重要な課題であるため検討して欲しい」と挨拶した。今後は毎月1回程度開き、5月頃には報告書を取りまとめる。
(提供元:日刊石油タイムズ)
17日のNYMEX市場休み明けのWTI2月限は前営業日の98.70ドル/バーレルより反発し、2.01ドル値上がりの100.71ドルとなり、再び100ドル台に回復した。 中東産3月限は前日より1ドル弱値上がりして、110ドル台後半に乗せてきた。 WTIと中東産との3月限の価格差は9ドル台となり、前営業日より縮小した。 ブレントの2月限は前日より小幅値下がりして、111ドル台前半に収まった。後半、ブレントが111ドル台前半の相場となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
全石連調査 ガソリン年率4.1%減 軽油も3.7%減少へ ―平成27年度までの需要予測―
需要決定要因として、一般的に、輸送用燃料需要は自動車保有台数との相関が高いが、平成17年度以降のガソリン車保有台数はほぼ横ばいで推移しており、昨今のガソリン需要はガソリン車燃費とガソリン車走行距離の影響を強く受けている。 ガソリン車燃費は、低燃費車やスモールカーの普及拡大により、改善傾向にある。ただし、燃費改善ペースは非常に緩やかなものである。
(提供元:日刊石油タイムズ)