2012.02.14 のニュース
原発政策の見直しを前提に、エネルギーのベストミックスが総合エネルギー調査会で議論となっているが、石油業界では「石油と電気、天然ガスなどの間のイコールフッティングを確保すべきである」と要望している。さらに「原発の縮小を機に、天然ガスシフト政策が推進されるが、天然ガスシフトありきとして、天然ガスのみを優遇する政策を推進すべきはない」と注文をつけている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン市況下げ止め 仕切価格は値上げへ ~原油、先物は上昇気運~
ガソリン市況が1月下旬に急落した理由は、販売数量が減少したことを受けて、販売争が激化したためである。街道沿いのSSでは、143円相場が一気に崩れ、135円~138円にまで下落した。仕切価格が横ばいから小幅値下げとなったことから、値下がりに拍車がかかった。 しかし、原油価格が値上がり、東工取の先物も値上がりに転じたことから、仕切価格も11日から1円強の値上がりとなってきた。前週が小幅値下がりのため、値上がり幅は相殺されるが、ようやく値上がりの時期となり、ユーザー転嫁の準備に入る。
(提供元:日刊石油タイムズ)
9日のWTI3月限は前日の98.71ドル/バーレルより大幅続伸し、1.13ドル値上がりして99.84ドルに乗せ、再び100ドルラインに迫ってきた。 中東産の4月限は前日より1ドル弱値上がりして、114ドル台半ばに乗せてきた。 WTIと中東産との4月限の価格差は前日より縮小して14ドル台前半となった。 ブレントの3月限は前日より2ドル以上値上がりして、118ドル台前後に乗せてきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)