2012.03.12 のニュース
約2万人の死者と行方不明者を数えた大震災から1年。直後の石油不足によるパニックへの反省を含め、これらを教訓に、石油とSSの再証価がされ、国による支援を得ながら、中核SSなど、有事での安定供給力をより強固にする施策が展開される。地域においても、平時からの取引を前提にした「北石連モデル」による官公需適格組合の活用が促され、「満タン」運動を通じて純粋な個別の民間備蓄を促す福島の活動など、全国的に水平展開を図るべき実践事例が出ている。
(提供元:ぜんせき)
7日のWTI4月限は前日の104.70ドル/バーレルより反発し、1.46ドル値上がりの106.16ドルとなり、これまでの106ドル台の水準に戻した。 中東産の5月限は前日より値下がりして、120ドル台後半に収まった。 WTIと中東産との5月限の価格差は前日より縮小して14ドル台半ばとなった。 ブレントの4月限は前日より値上がりして、123ドル台前後に乗せてきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン需給タイト 在庫190万KL割れの低位 ~元売の買いで海上高に~
ガソリン需給はタイトな状況で推移しており、今回の値上げは、スムーズにユーザー転嫁が行なわれそうである。業転市況も元売が買いに出ているため、海上高で推移している。現在、ガソリンが減産となっているため、市中買いで手当てしている。在庫も石連週報(3日)では、186万KLとなり、前週に比べて11万KLの減少となっている。ガソリン在庫は200万KLを割るとタイトとなり、190万KL割れが限界となっており、今回はかなりの低水準である。
(提供元:日刊石油タイムズ)