2012.03.14 のニュース
石油の役割重視で復活を期待 ―電源構成で石油のシェア拡大をー
総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会でのエネルギー基本計画の見直しの議論において、14日にはエネルギーミックスの選択肢(電源構成)の方向性が出る。焦点は原発の構成比(09年は29%)を、どう位置づけるかにある。現行のエネルギー計画では2030年に53%にすることになっており、この数字をどこまで縮小するかにある。4月には全原発の稼働が停止する状況である。
(提供元:日刊石油タイムズ)
9日のWTI4月限は前日の106.58ドル/バーレルより続伸し、0.82ドル値上がりの107.40ドルとなり、3日連続の上昇となった。 中東産の5月限は前日より値上がりして、123ドル台後半に乗せてきた。 WTIと中東産との5月限の価格差は前日より縮小して15ドル台後半となった。 ブレントの4月限は前日より値下がりして、126ドル台前半に収まった。 先物相場6月限のWTIが108.33ドル、中東産が121ドル台後半、ブレントが125ドル台前半となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン転嫁が続く ボトムは155円相場へ ~仕切価格は5週連続値上げ~
ガソリン市況は値上がりしており、街道沿いでは152円/L相場となってきた。2月からの仕切価格の連続値上げを受けてユーザー転嫁が浸透している。さらに10日から2円50銭の値上げが実施となるため末端市況は155円相場となりそうだ。原油価格は中東産が120ドル/バーレル台、為替が81円/ドルと円安となり、コスト高となっていることが仕切価格の値上げ要因となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)