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2012.03.19 のニュース

世間は許すか、その卸値上げ  

 平年比での高在庫状態か、低在庫となれば、それは売り手市場への変容のサインだ。石連統計によるガソリンのここ2週間の在庫近況は、東日本大震災による供給不安の余韻が残っていた昨年4月1週よりも少ない過去最少レベルにある。それでも海上高・陸上安という、市場が発する不協和音は修正されない。  ある刺激に対して相場が発するシグナルが、それまでの経験則通りに動かなくなることは、別に珍事ではないが、上昇の起点が原油高であり、円安であるから、いくら力のあるプライス・リーダーの元売でも、この呪縛からは逃れられない。

(提供元:ぜんせき)

「原発ゼロ」回答の委員6名 ―難しい原発政策での調整―  

 総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会(15回)が14日に開催され、アンケート調査による各委員から提示された意見を元に、エネルギーミックスの選択肢について審議したが、原発問題は予想通りの対立となった。各委員からの電源構成における原発構成比は「ゼロから20~25%」という幅の広い数値となったが、うち6名が原発ゼロを回答している。このような数字は、これまでの議論でも提示されていたものであり、想定通りの意見となった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン、灯油は低在庫 需給締まり先物、業転は上昇 ~末端市況の値上げに寄与~  

ガソリン、灯油在庫は依然として低位で推移している。石連週報(4日)では、ガソリンが191万KLで前週に比べると5万KL増となったものの、低水準とされる190万KL台であり、前年と比べると25万KLも減少している。灯油は166万KLで前週に比べると1万KLの積み増しとなったものの、前年と比べると28万KLも減少している。ガソリン在庫は200万KLを大幅に割り込んでいるため、需給はタイトな状況となっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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