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2012.05.18 のニュース

原油価格は下落を強める ―新年度入りで見通し困難にー  

 原油価格は、下落傾向を強めている。WTIは94~95ドル/バーレル、中東産は106~107ドルで推移している。3月の平均はWTIが106ドル、中東産が122ドルであったことに比べると、10ドル以上の大幅な値下がりである。アメリカの株価の下落や、ギリシャ、フランスの政権交代による欧州債務危機の再燃を受けて、原油価格が下落してきた。短期間で乱高下しており、24年度入りしてなお、先行き見通しは難しくなっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI続落93.98ドル  

 15日のWTI6月限は前日の94.78ドル/バーレルより続落し、終値は0.80ドル値下がりの93.98ドルに収まった。  WTIの先物相場は、7月限が94.35ドル、8月限が94.63ドル、9月限が94.93ドル、10月限が95.19ドル、11月限が95.39ドル、12月限が95.58ドルで終えた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

3月末備蓄量197日分 国家113日分、民間84日分  

 石油連盟が発表した3月末現在の「石油備蓄量」によると、「国家備蓄」と「民間備蓄」との合計数量が8343万KLとなり、前月の8600万KLに比べると257万KLの減少となった。この合計数量を日数に換算すると、197日分の備蓄日数となる。  なお、四捨五入のため内数と計とは一致しないこともある。  「国家備蓄」は、原油保有量が5012万KL、製品が13万KL、これらを製品換算(原油の95%と製品の合計)すると、4774万KLとなり、日数に換算すると113日分となる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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