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2012.05.23 のニュース

ガソリン仕切は連続値下がり ―下げ過ぎ警戒も市況対策困難にー  

 ガソリンの仕切価格は、19日からも約2円~3円/Lの値下げが実施となり、その結果、末端市況も値下がりとなる。仕切価格は4月初旬から値下がりが続いており、今後も続くと予想される。原油価格は、WTIが91ドル/バーレルへ、中東産も105ドル程度に下落、為替も78円~79円/ドルと円高に転じ、コスト安から今後も仕切価格が値下がりする状況にある。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI続落91.48ドル  

 18日のWTI6月限は前日の92.56ドル/バーレルより続落し、終値は1.08ドル値下がりの91.48ドルに収まった。  WTIの先物相場は、7月限が91.80ドル、8月限が92.08ドル、9月限が92.34ドル、10月限が92.58ドル、11月限が92.77ドル、12月限が92.95ドルを終えた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

製品需給バランス保つ 定期修理と減産対応で ~仕切連続下げで市況対策に苦慮~  

製品需給は不需要期であるが、バランスを保っている。東日本大震災の影響で、操業を停止していたJX日鉱日石エネルギーの仙台製油所とコスモ石油の千葉製油所が再開したが、現在ほかの製油所が定期修理期間に入っているため、供給増には至っていない。当初は、供給増による需給バランスの緩和が懸念されたが、各社が基本的に減産対応で臨むことで、適正需給に努めている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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