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2012.06.06 のニュース

4月販売電力用C重油で押し上げ ―ガソリン増販は前年減の反動―  

 4月の石油統計速報によると、燃料油の販売は、前年同月比で4.7%増となっているが、増加しているのはガソリンとC重油であり、その他の油種は、軒並み減少している。C重油の販売増は、原発の稼働が停止していることから、石油火力発電用が増加しているためである。C重油以外の油種は減少するというパターンは今後も続くことになる。  ガソリンの4月販売は447万KLで前年の430万KLに比べると3.8%増(17万KL増)となった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

原油が欧州危機で急落 中東産は100ドル割れに ~ガソリン市況維持は困難~  

原油価格が下落してきた。1日のWTIは83ドル/バーレル、ブレントは100ドルを割り97~98ドル、中東産も95~96ドルとなってきた。原油価格の下落はヨーロッパの財政危機により欧米が株安となり原油価格に連動しているもので、為替も円高となるなど見通し難となってきた。イラン核開発問題という値上がり要因を打ち消すかたちで、原油価格は値下がりとなってきた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI続落83.23ドル  

 1日のWTI7月限は前日の86.53ドル/バーレルより続落し、終値は3.30ドル値下がりの83.23ドルに収まった。  WTIの先物相場は、8月限が83.56ドル、9月限が83.89ドル、10月限が84.20ドル、11月限が84.46ドル、12月限が84.71ドル、1月限が84.95ドルで取引を終えた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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