2012.06.28 のニュース
新政策日本海側に供給拠点の配置―資源確保戦略、広域パイプライン計画もー
経済産業省は、来年度の新政策として、①資源確保戦略、②日本海側を中心とした地域への燃料供給拠点の戦略配置、③天然ガスシフト(広域ガスパイプライン、地下貯蔵、などを中心に取り組むことになる。災害時に備え、長期的な視野に立った戦略を推進する。 福島原発事故によるLNG、石油火力へのシフト、石油のサプライチェーンの維持・強化、製油所およびSSなどの被害に対しての復旧・復興対策に、今年度予算、補正予算が組み込まれたが、現在、新しいエネルギー基本計画の策定を審議中であり、来年度はこの報告を基に新政策を打ち出す。
(提供元:日刊石油タイムズ)
原油価格は、WTIが79ドル/バーレル、中東産が90ドル程度、為替が79円/ドルで推移しており、コスト安となっている。 東京工業品取引所のガソリン先物が58円~59円/L、原油が47円で推移しており、HC、量販店のガソリンは127円/Lの安値となっている。 前週、原油価格が急落したことを受けて、仕切価格も23日から1円程度の値下がりとなり、末端のガソリン市況もさらに値下がりとなった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
25日のWTI8月限は前週末の79.76ドル/バーレルより反落し、終値は0.55ドル値下がりの79.21ドルに収まった。 WTIの先物相場は、9月限が79.62ドル、10月限が80.01ドル、11月限が80.44ドル、12月が80.83ドル、1月限が81.24ドル、2月限が81.61ドルで取引を終えた。
(提供元:日刊石油タイムズ)