2012.07.19 のニュース
ガソリン減販傾向が強まる ―加えて次世代車の普及が拍車をかけるー
ガソリン販売の減少傾向が強まるとの見通しが出ている。2012年度に入り、豪雨などの天候不順もあって販売減が目立っているが、元売、販売業者もこれを痛感している。東日本大震災以降、景気後退のため減販が続き、昨年は上期が4%減と低下しているが、今年はそれ以上の減販となっている。資源エネルギー庁は石油製品の需要見通しの作成を2年停止しているか、業界による調査では減販見通しが強まっている。因みに10年度の5年間の見通しでは年率3%減を見込んでいた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
16日のWTI8月限は前週末の87.10ドル/バーレルより続伸し、終値は1.33ドル値上がりの88.43ドルに乗せてきた。 WTIの先物相場は、9月限が88.81ドル、10月限が89.16ドル、11月限が89.58ドル、12月限が90.06ドル、1月限が90.53ドル、2月限が90.91ドルで取引を終えた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン市況は安定 ボトム価格138円を維持 ~仕切価格、値上げ直後に下げ~
みずほ総合研究所の市況調査(9日)は139円で前週に比べて1円の値下がりとなった。仕切価格は7日から2円の値上げとなっており、本来ならば末端市況は値上がりするところであるが、これまでの下落傾向の流れを受けて、値下がりとなったもの。だが、富 山、岡山、和歌山、北海道の4県では値上がりしており、他県では値下がり幅が縮小傾向にあるため、次回調査(17日)で値上がりが見込まれている。
(提供元:日刊石油タイムズ)