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2012.07.31 のニュース

仕切価格の改定幅はほぼ同額 ―週ごとで格差生じるも調整されるー  

 元売各社のガソリン仕切価格の変動幅は、7月7日(土)から月末までの3週間の累計で、1円60銭~70銭/Lの値上がりとなった。元売別ではJX日鉱日石エネルギー、出光興産昭和シェル石油が各1円60銭の値上げ、EMGが1円70銭の値上がりとなり、3週間で集計すると、ほぼ同額の変動幅となる。週別でみると7月7日からの第一週はJXが1円90銭上げ、出光が2円10銭の値上げと30銭の格差がでるが、14日からJXが1円20銭、出光が1円30銭の値下げ、21日からJXが90銭、出光が80銭の各値上げとなり、上げ、下げを相殺するとそれぞれ1円60銭の値上がりとなる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI続伸89.39ドル 欧州懸念後退で3日続伸  

 26日のWTI9月限は前日の88.97ドル/バーレルより続伸し、終値は0.42ドル値上がりの89.39ドルに乗せてきた。  WTIの先物相場は、10月限が89.67ドル、11月限が90.00ドル、12月限が90.39ドル、1月限が90.78ドル、2月限が91.07ドル、3月限が91.27ドルで取引を終えた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン仕切は据え置き ボトム138円を維持へ ~安値地区は底上げ~  

 ガソリン市況は、7日からの仕切価格2円値上げを受け、販売業者はユーザー転嫁に取り組み、首都圏のSSでは10日頃にボトム価格を138円に乗せてきた。  安値地区では130円割れの地区も残っているが、底上げされて136円~138円相場となってきた。  ただ、その後に仕切価格が値下がりしたため、末端市況は急落する地区も発生し、値動きが大幅な上げ下げとなり、混迷した。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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