2012.09.13 のニュース
WTI続伸96.54ドル 追加緩和期待も、中国懸念で上値抑える
10日のWTI10月限は前週末の96.42ドル/バーレルより小幅に続伸し、終値は0.12ドル値上がりの96.54ドルに乗せてきた。 WTIの先物相場は、11月限が96.88ドル、12月限が97.21ドル、1月限が97.67ドル、2月限が98.12ドル、3月限が98.46ドル、4月限が98.65ドルで取引を終えた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
灯油在庫は低位で推移 今冬、販売は減少を見込む ~ガソリンは逆に高位水準~
例年、ガソリン販売は7月~8月が増販となり、9月になると落ち込む傾向にある。 前年は、7月が507万KL、8月が545万KL、9月が412万KLとなっている。今年は、7月が499万KLで500万KLを割り、8月は猛暑続きで増販が見込まれているが、前年に比べて微増か横ばいとみられている。 一方、電力用C重油が増加、軽油が微増となってるものの、ほかの油種は減販傾向となっている。原油処理は製油所での事故多発により、操業を停止しているところもあり、低調となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
東日本大震災では、警察や消防、病院など災害時に重要となる施設への燃料供給が危機に陥った。官公庁の石油製品調達は、競争入札のところが増えていたが、大震災では落札事業者が営業を停止したり、単独では供給要望に応じられない状態になった。 そのため、これらの公共施設はこれまで付き合いが途切れていた石油組合に「なんとか油を供給してほしい」と申し入れた。
(提供元:ぜんせき)