日刊ニュース

過去のニュース一覧へ

2012.12.25 のニュース

12年~その価格の明細書  

 バレル106㌦で始まった2012年の中東産原油は、3月中旬に最高値124・6㌦、6月下旬に最安値89㌦を記録、昨日は106㌦とスタート価格に並び、最大で約36㌦の振幅を記録した。為替が影響する円建ては㍑52・2円で始まり、3月中旬に最高値64・5円、6月下旬に最安値45円。最大で約20円の振幅を示し、大きく円安に触れた分、昨日はスタート値よりも3・3円割高な55・5円となっている。

(提供元:ぜんせき)

WTI続伸89.51ドル 原油在庫減少で需要増大との見方  

 19日のWTI1月限は前日の87.93ドル/バーレルより続伸し、終値は1.58ドル値上がりの89.51ドルに乗せてきた。  WTIの先物相場は、2月限が89.98ドル、3月限が90.46ドル、4月限が90.96ドル、5月限が91.44ドル、6月限が91.78ドル、7月限が92.09ドルで取引を終えた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

設備処理、老朽化SSの補強 ―需給安定、収益安定化に期待―  

 石油連盟は、19日に今年の10大ニュースを発表したが、その中で「エネルギー高度化法による精製能力削減の進展」(コスモ石油は来年7月に坂出製油所を閉鎖、JX日鉱日石エネルギーは2014年3月に室蘭製油所での原油処理を停止)をあげている。高度化法による各社の対応は、東燃ゼネラル石油(来年2月の中期計画で発表の予定)を除き出揃ったことになる。この結果、約100バーレル/日の設備が処理され、今後は製品需給が安定し、販売業界を含めて経営の安定化が期待されている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ユーザーID:
パスワード:
ログインする
e-BISTRADE