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2013.01.22 のニュース

円安による仕切値上げ 販売業者、ユーザー説得に苦慮  

 ガソリン、灯油の末端市況が値上がりしているが、これは円安によるコスト増が原因となっているため、販売業者はユーザーへの説明に苦慮している。これまでは、原油価格の上昇によるコスト増のためのユーザー転嫁であったからである。  現在、原油価格は、ドバイが106ドル~108ドル/バーレルと横ばいで推移しているが、為替が80円/ドルから一気に88円~89円へと円安に転じたため、そのコスト増の急変による仕切価格値上げとなっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI続伸95.49ドル アルジェリアのガス施設占拠事件が一因  

 17日のWTI2月限は前日の94.24ドル/バーレルより続伸し、終値は1.25ドル値上がりの95.49ドルに乗せてきた。  WTIの先物相場は、3月限が95.94ドル、4月限が96.31ドル、5月限が96.58ドル、6月限が96.75ドル、7月限が96.77ドル、8月限が96.63ドルで取引を終えた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン転嫁が浸透 首都圏ボトム150円台乗せる ~灯油高で押し上げる~  

 首都圏の販売業者のガソリン価格へのユーザー転嫁が活発化してきた。  12月から1月にかけて仕切価格は累計で5円の値上げとなったため、連休明けの15日から、販売業者は足並みを揃えて本格的なユーザー転嫁に取り組むこととなった。ただ、12月からの値上げ分に対して殆どが未達の状態となっている。  みずほ総合研安所の週動向調査(15日)では全国平均価格が150円/Lとなり、前週に比べると1円の値上がりとなっているが、12日からの仕切価格2円程度の値上げ分の取り組みが遅れているため、次週の調査(21日)でも値上がりが見込まれている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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