2013.02.21 のニュース
石油各社 円安で在庫評価益を見込む 通期では増益で上方修正も
現在、為替が93円~94円/ドルの円安で推移し、原油価格は上昇が見込まれているため、石油各社の3月決算では在庫評価益が発生し、増益の上方修正となつている。一方、為替、原油価格は流動的であるため上方修正を行なわず、状況をみて後日対応する会社もある。 為替が円建てベースでは、円安化に伴い原油価格が上昇し、その結果、在庫評価益が発生するのは当然のことであるが、これは決算上の見かけの利益であり、本来ならば在庫評価益を相殺した決算の数字で評価すべきところである。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリンの仕切価格が連続して値上げとなっており、東京商品取引所の先物は、ガソリン、灯油が79円~80円/Lと同値となってきた。 円安による仕切価格の値上げであるが、ガソリンの上げ幅が大きく、シーズン終了間際の灯油は小幅となっている。そのため『灯油高のガソリン安』の冬場特有の価格体系から「ガソリン高」の体系へと移行しつつある。先物では、4月限がすでにガソリン82円、 灯油が79円と、価格が逆転している。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン高 国会で論議 経産省、元売から実態調査 ~便乗値上げの自粛求める~
ガソリンが連続値上がりしており、154円~155円/L相場となってきた。 昨今では、昨年3月末に158円を記録しているが、これは原油価格の高騰によるものであった。ところが、今回は円安が原因となっているため、販売業者はユーザーへの説明に苦慮している。 2月に入り3週連続の値上がりで、累計では6円以上の値上がりとなって、このまま円安が進めば160円相場も現実味を帯びてきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)