2013.08.27 のニュース
ガソリン卸は最小限の下げにとどまり、小売市況も大勢が横ばいに踏みとどまったことで、旧盆商戦のSSを取り巻く経営環境は、一般的にはほぼ平穏に過ぎ去った。ところが、相場は踏みとどまっていてはくれない。SSスタッフが猛暑の旧盆商戦を、その滝のような汗と十分な健康管理に留意している間に、原油価格の上昇が続いていたのだ。先週末のガソリン卸指標は、軒並み据え置きアナウンスとなったが、これは、それ以前の原油小幅安の期間に対しての、卸据え置きで清算される水準だが、どうやら今週末は、そうはいかない雲行きだ。
(提供元:ぜんせき)
ガソリン 仕切価格改定 出光は70銭値下げ JX、EMG、昭和シェル据え置き
ガソリンの仕切価格は、24日から出光興産が70銭/リットルの値下げ、JX日鉱日石エネルギー、EMGマーケティング、昭和シェル石油が据え置きとなった。8月に入って2週間は据え置き、前週(10日から)は50銭(JXエネルギー、EMG、昭和シェル)・80銭(出光)の値上げとなったが、24日からは据え置きと70銭値下げとなったもの。
(提供元:日刊石油タイムズ)
7~8月のガソリン夏場商戦は、終わりに近づいたが、このまま好調に推移しそうである。7月入りから猛暑となり、そのまま8月も引き続き増販となっている。7月の大幅な仕切価格の値上げも浸透したことで、元売はマージンを確保、業績は回復の兆しがみえてきた。さらに円安効果で製品輸出が増加となり、需給が安定したことも好材料となった。
(提供元:日刊石油タイムズ)