2013.10.23 のニュース
ガソリン 160円で再構築 安値の底上げ遅れる~仕切据え置きで一部に下落も~
ガソリンの仕切価格は19日から据え置きとなったことから、販売業者は引き続きボトム価160円の構築を狙うことになるが、その途中での値下がりの動きも懸念されてきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
18日のNYの原油先物相場は、中国の好指標などを手掛かりに買い戻しが入り、小反発した。WTIの中心限月11月物は、前日終値比0.14ドル高の100.81ドルで終了。12月物は0.24ドル高の101.11ドルで引けた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリンの仕切価格と業転価格との価格差が拡大している。12日から仕切価格は3円30銭~4円/リットルの値上げとなったが、業転の値上がりが遅れているためである。その結果、末端市況も系列SSは値上がりしているが、HCなどの値上がりが遅れており、ユーザー転嫁にもバラツキが生じている。現在、価格差問題が元売と販売業界で調整段階にあるが、一時的であるものの拡大傾向となってきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)