2014.03.03 のニュース
2013年の燃料油の国内販売は2・9%減の1億9408万㌔㍑、うちガソリンは1・5%減の5625万㌔㍑、灯油は8・2%減の1830万㌔㍑、軽油は1・5%増の3391万㌔㍑で、SS関連の3油種計は1・8%減の1億846万㌔㍑となった。灯油を筆頭に、減退の側面が強く出ているのは事実だが、実は燃料油計の減少率のほうが高い影響で、内需合計に占める3油種シェアは前年の55・3%から55・9%へ、ガソリンも28・6%から29%へとアップしている。
(提供元:ぜんせき)
ガソリン 立て直しのチャンス 設備処理が完了、定期修理入り ~増税の仮需要が発生~
ガソリンは3月商戦入りとなる。3月末で設備処理が完了するため、需給は安定して推移するものとみられる。加えて、春の定期修理に入るため、先行き減産が見込まれるのと、消費税増税を前にして仮需要が発生するため供給増は解消されるものとみられる。
(提供元:日刊石油タイムズ)
総合エネルギー産業化を目指すも-石油事業の赤字継続が深刻化-
石油産業の基盤再構築を狙って、石油・天然ガス小委で石油政策の検討に入っているが、足元の石油各社の石油事業は赤字であり、深刻な状況が続いている。石油連盟も今年は「総合エネルギー産業化」を目指すとして、新しいステージを迎えるとしているが、赤字では再投資どころか経営基盤が揺るがされる事態が懸念されている。
(提供元:日刊石油タイムズ)