2014.03.10 のニュース
ガソリン転嫁策を準備 原油変動で難しい局面に~様子待ちでは不発の公算~
原油価格は上げ下げと流動的となり、3月のガソリン市況対策は値上げで準備に入っているが、対応が難しい状況にある。ロシアのウクライナへの軍事介入を機に原油価格が値上がりしたが、米国の話し合いによる調整が進む方向となり、緊張緩和から値下がりしてきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
灯油減販もマージンは確保-低在庫で需給締まり末端市況は維持-
石連週報(1日)によると、灯油在庫は145万キロリットルとなり、前週に比べ19万キロリットルの取り崩しとなった。前年に比べると56万キロリットル減の低位となっている。在庫は低位であるが、販売数量は減少傾向にあり、供給面では問題がないようである。
(提供元:日刊石油タイムズ)
5日のNYMEXの原油先物相場は、原油在庫の積み増しやウクライナ情勢の緊張緩和を背景に売られ、続落した。WTIの中心限月4月物は、前日比1.88ドル安の101.45ドルと、約3週間ぶりの安値で終了した。5月物は1.80ドル安の100.88ドルで引けた。
(提供元:日刊石油タイムズ)