2014.05.08 のニュース
「次々に地域から撤退していくSSをどうしたら残せるのか」「SSが安定した経営基盤を確立し、安心して次の世代に経営を引き継ぐにはどうしたらいいのか」。野田毅会長をはじめとする石油流通問題議員連盟のメンバー議員が、販売業界から繰り返しヒアリングし、議論してたどり着いた答えが系列玉と業転玉の価格差の縮小であり、そのツールとしての流通証明書の導入である。
(提供元:ぜんせき)
連休明け 新たな市況対策 未転嫁分を値取りへ~新体系への対応を準備~
ガソリンの市況対策は連休明けを機に新たな取組みが求められる。連休中は市況維持に努めたが、4月に入って仕切価格が値上げされた分が未転嫁となっているのと、元売が6月から打ち出す新体系への対応で準備に取り組む。
(提供元:日刊石油タイムズ)
石油統計速報によると、3月の燃料油販売は1786万キロリットルで前年同月比で4.8%の増となり、4ヵ月ぶりに前年を上回った。4月1日からの消費税増税を前に、仮需要が発生したためである。4月販売は、その反動で減販が見込まれ、相殺される。それにしてもガソリンは495万キロリットルで8.5%増、灯油は218万キロリットルで15.7%増、軽油は324万キロリットルで10.2%増、A重油は139万キロリットルで7.9%の増と軒並み増加となった。減少したのはC重油で4.4%のマイナスとなった。C重油は電力用が大幅に落ち込み、一般用も燃料転換が進んでいる。
(提供元:日刊石油タイムズ)