2014.06.03 のニュース
石油流通問題議員連盟(野田毅会長)が提案した元売とSS業界の協議会がスタートした。流通市場の取引透明化や安定需要、安定供給、安定収益の確保などをテーマに、元売と販売業界が率直に意見を交わし、事態の改善を図ることを目指す。協議会はエネ庁が進行役を務め、公取委も同席する。このようなテーマで精販の協議が行われるのは初めてで、問題解決への道筋が早期に示されることを期待したい。
(提供元:ぜんせき)
仕切価格 コスト連動方式へ移行 JX、出光ガソリン1.8円値上げ JX、5月の最終週に3.8円の遡及値下げ
JXの仕切価格改定は、1日から4日まではガソリンが1円80銭/リットル、灯油が2円20銭、軽油が1円90銭の各値上げとなる。しかし、5月24日から31日までガソリンは3円80銭、灯油が4円90銭、軽油が3円90銭の遡及値下げとなった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
新体系コスト連動で健全な市場を 業転との価格差問題の解決を期待
元売サイドは、新しい仕切価格体系を現行の市況連動(業転)からコスト変動方式へと変更して、健全な市場形成を図る。木村・JXエネルギー会長も「市況イコールコストである」と述べており、コスト(原油価格十経費)を無視した市況はあり得ず、コストを反映させた市場を目指すことになる。
(提供元:日刊石油タイムズ)