2014.11.21 のニュース
ガソリン販売回復期待 総選挙、GDPマイナスに注目 消費者心理への影響が心配
11月に入ってガソリン出荷(石連週報)は、2~8日は106万kℓ(前週は94万kℓ)とI100万kℓを超えて回復気味である。連休と好天気に恵まれたこともあるが、ガソリン価格が150円/ℓ台へと下落したことも幸いとなったようである。上期のガソリン販売は5.5%減、10月も4.4%程度の減少が見込まれているが、11月入りとこれから年末商戦に向けての増販が期待されている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
元売各社の4~9月(上期)、1~9月の決算が出揃った。上期のうち4~6月の動向をみると、消費税の増税の反動での減販と製品マージンが減少で不振となり黒字と赤字に分かれた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン仕切価格改定 JX、出光は1.5円値下げ 灯油は1円値下げに止める
ガソリンの仕切価格改定は、20日から適用でJX、出光が各1円値下げとなった。灯油は各1円値下げとった。昭和シェルは19日からガソリンは1円値下げ、灯油は50銭値下げとなった。為替は116円/㌦強と円安で推移しているが、原油価格はドバイで80㌦/バーレルを割って74~5㌦/バーレルへと値下がりとなったためコスト安となり、値下がりとなったもの。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン167万kℓで8.8万kℓ増 灯油在314万kℓで6.6万kℓ同増
石油連盟が発表した「原油・石油製品供給統計週報-全国版11月9日~11月15日よにおける「石油製品週末在庫量」によると、ガソリンが167.0万kℓとなり、前週比8.8万kℓ増、灯油が314.0万kℓとなり6.6万kℓ増、軽油が157.2万kℓとなり2.2万kℓ増、石油製品週末在庫量合計が1279.2万kℓとなり28.4万kℓ増となった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
経済産業省は今月7日、産業競争力強化法第50条に基づいて、石油化学産業の市場構造に関する調査を行い、調査報告を発表した。50条による調査報告は今年6月の精製元売業界に次いで2例目。今後、製造拠点の海外移転や少子高齢化による需要減に加え、北米の安価なシェールガス由来の化学製品がアジア市場にあふれ、石油化学産業の主力製品であるプラスチックや化学繊維の原料となるエチレンの供給力がだぶつくことが想定されるため、石油化学10社に対して、石化整備の統廃合など過剰な供給能力の削減を求めている。
(提供元:ぜんせき)