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セルフSSの実像 86%が「改造型」、PB増える 2002年06月04日更新

現在非常な勢いで増加しているセルフSSの主な特徴はどうなっているのだろうか。
 石油情報センターの調査資料によれば、セルフはまず「改造型」が圧倒的だということ。全体の86%が既存SSの「改造型」。新設は14%にしかすぎない。 
 また「プライベート・ブランド」(PB)の比率が比較的高くなっていること。PB系は全体の19%であり、元売名は81%になっている。
 併設業態(洗車・車検以外の)としては20%が「あり」、80%が「なし」で併設業態がふえているといっても、全体の20%にしかすぎない。併設業態の内訳はコンビニ、ミニショップ9%、ショッピングセンター、ホームセンター、スーパーが3%、ファーストフード、コーヒーが3%、オイル・カーケアショップ6%となっている。 
 セルフSSの営業時間は24時間が57%、残り43%がその他となっている。24時間営業が過半数を占めている。支払方法はプリペイドカード10%、先払い方式52%、後払い方式38%。給油サービスの方式については当然95%がセルフ給油だが、5%は「セルフ」「スタッフ」の両方から選択できる「スプリット型」となっている。 
 つまり現在の「セルフSS」像は、“改造型”が圧倒的でPBブランドが増加しており、併設店舗はまだ20%程度にしか併設されていない。24時間営業が過半数を占め、「先払方式」が多いということができる。

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